年末年始は、挨拶回りに行く機会が多々あります。OJTで教えてくださる場合もありますが、人員不足で「行けるよね?お願い!」と放り出されてしまうこともあるかと思います。知っていそうで知らない挨拶周りのマナーをおさらいしましょう。
訪問前に電話でアポイントをとる
訪問時に電話でアポイントをとるようにしましょう。これは挨拶回りに限りません。
年始は先方もあいさつ回りで外出されていることもあります。
忙しい中に、突然来られたらあなたも困ってしまいませんか?
事前にこの時間に伺いますということを伝えておきましょう。
手土産は必ずしも必要なし
挨拶周りに手土産は必須ではありません。現在は、お取引様からは受け取らないというルールの企業も存在しています。
もちろん、会社のブランディングでカレンダーやボールペン、タオルなどのグッツを作成されているところもあるので、持っていくのは問題ありません。
大事なことは、手土産ではなく相手の関係性。気持ちよく一緒に仕事をしたいねということです。無理に用意する必要はありません。
ただし、地方の企業ですと昔ながらの慣習が残っている場合もあるので、同僚や上司に確認しておくとよいかもしれません。一部ですが「独自ルール」なんてものをもっている企業さんを知っています。
挨拶は手短に
新年は、休み中の仕業務がたまっていたり、いろいろな方が挨拶に訪れたりと何かと忙しいもの。永井はしないようにしましょう。だいたい目安は15分~30分程度とされています。
もちろん、15分~30分は目安です。相手との関係性によっては長くなることもあるでしょう。最初にお約束した時間をオーバーしないように気を付けましょう。
挨拶だけではなくヒアリングをしましょう
年始の挨拶とはいえ、営業です。
「相手が困っていること」「会社の方針や動向」をヒアリングをして、次に提案ができるようにしておきましょう。
ちょっとした会話の中から、提案につながるキーワードが拾えることがあります。
年始の挨拶回りは1月7日までが目安
年始の挨拶は1月7日までに回るのがベター。というのは、松の内だから。松の内は、神様がいる時期だからです。
ただし、担当者が休暇を取っている場合もあります。その場合は、15日を目安に終わらせるようにしましょう。
しかし、都合によっては過ぎてしまうこともあります。その場合は、「本年もよろしくおねがいいたします」とご挨拶をすればOKです。
ただ形式的に、1月中にお会いするときは「おめでとう」とご挨拶をする機会も少なくありません。ケースバイケースです。