多くの人が就職活動を経験しているかと思います。かくいう私もその一人。学生時代、なかなか内定をもらうことができず、11月ごろにやっと内定を手にしてほっとしたことを覚えています。
当時はやりたい仕事に就くことができず、正反対の流通・小売業界に就職しました。その10年後の私は、好きだったIT業界で、やりたかったマーケティング部で、長年憧れていたコンテンツマーケティングに携わっています。
そんな私の経験も踏まえて、夢をかなえた方法をご紹介します。
学歴よりもコミュニケーション能力が大事
就職活動を意識して大学受験をされる方もいるかと思います。大昔はそうだったかもしれません。今は、学歴ではなくコミュニケーション能力を重視されます。
もちろん、様々な企業があるので東大卒しかいない、慶応卒しかいないなんて会社もあるのは事実です。そういう明確に決まっている企業に努めたいならば学歴を意識したほうがいいかもしれません。しかし今となっては遺産のようなもの。
いかにコミュニケーションをとれるか、採用方針に合っているかがポイント。
自分に頼みたいと思われる仕事をすること
私がコンテンツマーケティング担当者になるまでにしたことは3つ。
- 自社サービスの知識を蓄えること
- 頼まれた仕事は速攻で終わらせること
- 自分の意見や考えを伝えること
たったこれだけ。
仕事はやってくれる人に回ってくる
仕事はやってくれる人に回ってきます、できる人ではなく、やってくれる人です。頼みやすい人に依頼をします。経験や知識を積みたいのであれば、まずは回ってきた仕事をこなすことが大事です。
私が頼まれた仕事を早急にやろう、断らずにやろうと思った原点は同じ部の先輩を見て憧れたからです。そのA先輩はみんなから頼られていて、何を聞いても答えが返ってくるくらい知識も豊富。女性で、A先輩よりずっと年上の男性社員に指示を出したり頼られている姿が格好良かったから。私の憧れでした。A先輩に近づきたい一心で仕事を頑張りました。
仕事をこなすことは信頼を得ること
仕事をこなすことで、この人なら安心して任せられる、この人なら出来ると思ってもらうことが大事です。それと同時に、普段から自分の意見や意思を表示しておくことが必要です。いざ、コンテンツマーケティングをはじめようとチャンスが訪れた時、私がやりたいと言っていたことを覚えていてくれ、また普段から仕事をこなしてきたことからの信頼があり任せてもらうことになりました。
経験した数だけ技術は向上する
もちろん仕事が増えたり面倒くさいのやだなぁなんて思うことがないわけではありません。ただ、仕事をこなしていくにつれて自分の作業スピードがあがり、新しい知識や技術が身についていくことに達成感を感じるようになりました。
私の就活成功&失敗談
諦められなかった新聞業界
私は、就職活動で次の業界の採用試験を受けました。
- 新聞/出版業界(記者職)
- 広告代理店(総合職)
- メーカー(総合職)
第一希望は記者昔から中途半端に正義感が強く、報道に強い憧れを抱いていました。
第二希望はマーケティング。情報を発信する側になりたかった。(当時はマーケティングがなんたるかをややズレた認識を持っていた)
面接で落とされる毎日
就職後も数年間、採用試験を受け続けました。
いつまでのシツコイしまだがんばるの?と思われるかと思いますが、それでも記者になりたかった。
求められるのは行動力
転機が訪れたのは突然。しばしば転職サイトや求人誌を見ていました。たまたま目にした未経験者歓迎の求人。しかもIT業界。実は高校生の時の夢はSEだった。(Webデザイナーのことを当時はSEだと思っていた)当時付き合っていた彼にいうと、IR情報を見て、そこそこいいんじゃない?の一言。ノリと勢いで申し込みました。
研修を受けてマーケティング部に配属
幸運なことに、今時珍しく研修を受けることが出来ました。前職が小売でしたので全くビジネスマナーを知りませんでしたが、テレアポから商談、システム設計など幅広く教えてもらう。
今置かれた状況の中でベストを尽くすことが大事