昨年私は、コウノドリというドラマを見て「出生前診断」について書きました。この記事は、「出生前診断のメリットと条件 命の選別とは?」に対するアンサーです。
私は、出生前診断についてニュースなどで聞いたことがある程度であまり考えたことはありませんでした。それは、私が独身であり出産が他人事であったから。
コウノドリを見て、衝撃を受けたのが昨年末。ドラマを見て、私は初めてその重さについて考えることになりました。
出生前診断は、陽性だったときに生まれてくる準備をするためという大義名分があります。しかし実際に出生前診断の検査結果が陽性だった型の多くは中絶しています。
簡単に中絶を選べるわけがない。
もんもんとした気持ちを抱えたことがきっかけでした。
この半年間「出生前診断」についてずっと考えてきて、今私が持っている答えは一つ。
出生前診断を受けないことを選びます。
私は出生前診断を受けないことを選ぶ3つの理由
- 陽性だったときに命を諦めることはできない
- 出生前診断は100%ではない
- どんな形であれ失うことが怖い
1.陽性だったときに命を諦めることはできない
宿った命をあきらめるという決断をすることができるでしょうか。その決断の重さ、判断をすることがとってもとっても重い。
2.出生前診断は100%ではない
出生前診断は100%ではありません。対象の病気以外の病気をもっているかもしれないですし、陽性と判断されても異常がなかったということもあるとのこと。
3.どんな形であれ失うことが怖い
そして一番の理由。
失うことが怖いということ。
出生前診断をしたかどうか、Twitterでアンケートをとってみた
#出生前診断 について調べています。検討された方、診断をされた方、アンケートに協力していただけますか?
また、直接お話を伺わせていただきたいので、可能な方はDMください。個人が特定されない形で下記の続きの記事作成に使用させていただきます。#高齢出産 #命の選別https://t.co/PaqGhLE0Xm— こんちゃ|コンテンツプランナー (@marronote) 2018年8月1日
出生前診断を受ける人が増えていると聞いていましたが、Twitterでアンケートをとってみたところ、出生前診断を考えなかったという方が6割でした。
アンケートに答えてくださったかたの年齢層がわからないので推測ですが、20代の方もいると思うので、そもそも出生前診断の対象ではなかったということもあったのかもしれません。
出生前診断を受けない選択
私はもし子供ができたら高齢出産になります。30歳を過ぎてから意識するようになってしまい、何が正解なんだろう、どうすればいいんだろうという答えのない問いを自分に言い聞かせています。
私は出生前診断を受けないという選択をすると思います。
説明も聞かないで置きたいというように考えています。
もし、もし陽性だった時、私はどうすればよいかという答えを出せないと思うから。