1月7日は七草粥を食べる日。なんとなーく、新年の習慣でそういうものだと思っている方もいるのではないでしょうか。
七草粥の由来についてご紹介します。
七草粥を食べる習慣ができた背景
一般的に、お正月はおせちなどのごちそうを食べたり、お餅を食べます。疲れた胃を労わるために、また不足しがちな栄養素を補給するという理由で七草粥を食べるようになったようです。
それから、七草粥を無病息災・長寿健康を願って人々が食すようになったそうです。
[lnvoicel icon=”http://marrontea.chips.jp/wp-content/uploads/2017/11/cropped-IMG_6424-300×300.jpg” name=”こんちゃ”]私も、年末から年始にかけてはクリスマスケーキからはじまり、お雑煮おせちなどいろいろな料理を食べます。毎年、この時期、胃のもたれを感じています。[/lnvoicel]
春の七草はこちら
- せり(食欲増進)
- なずな(昔は食べられていた)
- ごぎょう(風邪予防・解熱作用)
- はこべら(ビタミンA)
- ほとけのざ(食物繊維)
- すずな(ビタミン)
- すずしろ(風邪予防・消化促進)
七草の意味
せり | 競争に「競り勝つ」 |
なずな | なでて汚れを除く |
ごぎょう | 人型のことで、仏のからだを表す |
はこべら | 繁栄がはびこる |
ほとけのざ | 仏の安座 |
すずな | 神を呼ぶ鈴「鈴菜」にかけている |
すずしろ | 大根の古名穢れのない潔白のこと |
春の七草が無い場合には冷蔵庫の葉物で大丈夫
スーパーでは、春の七草セットがパックにされて売られています。もちろんそれを利用してもよいのですが、七草粥は7種の野菜が入っていればOKです。
なので、冷蔵庫にある、ネギやホウレン草、大根などを細かくきって作れば簡単です。(とくに少数の家族ですと、お野菜の消費に時間がかかったり使いきれなかったということもありますからね)
七草粥を食べるタイミングは?
七草粥は朝食に食べられることが多いそうです。というのも、胃を労わるということを考えると、朝はまだ体が目覚めだばかりで消化が良いものを食べた方がいいですよね。
もともと中国では朝食に粥を食べる習慣があるので、その影響もあるかもしれませんね。
体をやすめることも大事ですね
年末年始は、忘年会や新年会などで普段より食事量が増えたりします。意識的に体を休むようにしましょう。
七草粥のルーツや意味を知ると、ちょっと味気ないなと思う粥も胃のためだと思えますね♪