社会問題

Twitterで話題のハッシュタグ#MeTooとは?

metoo

この数か月間で、Twitter上で#MeTooを頻繁に見かけるようになりました。キッカケはアメリカの俳優アリッサ・ミラノさんが、被害者に#MeTooと名乗りをあげようと声を挙げました。私はこのハッシュタグを知り、またたくさんの告発を目にし、#MeTooとは何なのかを疑問に思い調べてみることにしました。

#MeTooとはセクハラや性的被害を告発し被害の深刻さを社会に伝える運動

2017年10月、多くの女性がTwitterで#MeTooとつぶやくようになりました。多くの女性が経験したことがあるだろうセクシャルハラスメントや性暴力について語るようになりました。

このSNSの運動は、もともとタラナ・バークさんという女性が10年前に始めたものです。そして、2017年10月、ハリウッドのプロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタインさんのセクハラが明らかになったことをうけて、アメリカの俳優アリッサ・ミラノさんがTwitter上で呼びかけを行いました。それがキッカケとなり、レディー・ガガをはじめ多くの有名人がツイートをするようになりムーブメントがおきました。

アメリカの俳優アリッサ・ミラノさんのツイッターでの呼びかけで始まった#MeToo。セクハラや性暴力被害にあった女性たちが体験を語り、事の重大さを世に知らしめようという運動です。たった1週間で世界85カ国・170万件ものツイートが掲載され、今も広がり続けています。セレブリティーや要人が次々と体験を告白し、世の中を変えようとしているのです。
小島慶子「あなたも#MeTooでツイートしてください」

#Metooは必ずしも自分の体験を語る必要はありません。賛同するならば「#MeToo」とつぶやくだけでいい。無理につらい過去を話す必要はないのです。

Me Tooの始まりはタラナ・バーグさん

2007年に、タラナ・バーグさんがMeToo キャンペーンを始めました。Me Tooと女性が声をあげることで、性暴力やセクハラがどれだけ深刻な問題なのかということを社会に伝える運動のことです。

#MeTooが拡散するキッカケはハービー・ワインスティーンさんのレイプ疑惑

ニューヨーク・タイムズやニューヨーカーなどによる、ハリウッドの映画プロデューサー、ハービー・ワインスティーンさんのレイプ疑惑報道を受け、アンジェリーナ・ジョリーさんやグウィネス・パルトローさんなど多くのの女性たちが、彼から受けたレイプや性的嫌がらせなどの被害を公表しました。(ハービー・ワインスティーンさんは、合意の上だったと主張しています)
そこで、アリッサ・ミラノさんが、性的暴行の被害者の深刻さを示すために声をあげました。

#MeTooの世界への広まり

秒単位でTwitterへ投稿される#MeToo

#MeTooには秒単位で投稿がされています。その投稿は女性に限らず男性からも、LGBTからも様々な人からセクハラや性暴力の告発がされています。

アメリカで急速に広まった#MeTooですが、当初は日本ではあまり広まらないのではないかと推測されていました。

というのは、欧米よりも女性の社会進出が20年位遅れているといわれていること、また日本では語らないこと(我慢する)が美徳とされる傾向があります。

Twitterの#MeTooキャンペーンを受けて日本は?

ブロガー作家はあちゅうさんの告発

そして、2017年12月17日にBuzzFees NEWSで、電通に勤務していた時代に経験したセクハラ・パワハラについて告発をしました。詳細はこちらの記事をご覧ください。
はあちゅうが著名クリエイターのセクハラとパワハラを証言 岸氏「謝罪します」

数年前から、はあちゅうさんは自身のTwitterやコンテンツでそのような話を書かれていたことがありました。今回、#MeToo運動が再燃したことにより後押しされたようです。

深夜に呼び出されていたこと、体を要求されたこと、女性を紹介させられたことなどのセクハラ・パワハラがわかるような証拠が残っていてその一部が掲載されています。内容を聞くかぎり、はあちゅうさんに非があるとは思えません。

一般的に自宅にそれも深夜に女性を呼びつけることが先輩愛になるのでしょうか。女性に正座をさせて延々と説教をすること、自分を褒めたたえさせることが指導・教育なのでしょうか。

職場での上下関係・先輩後輩関係は、人間関係を崩したくない、もめたくはないなどと我慢してしまうのは多くの方は理解できるのではないのでしょうか。

私のセクハラ・パワハラ体験

私は前職でセクハラ・パワハラを受けていました。男性だけではなく女性からもです。もちろん私だけではありませんでしたが、誰もが我慢をし誰もが何も言いませんでした。助けてくれることももちろんありませんでした。

例えば、胸が大きいことをからかわれる、二の腕を握っておっぱいと同じだねと言われる、おしりをたたかれるなど、”コミュニケーションの一つ”とされていました。

また、上司に事務室へ軟禁されて罵詈雑言を浴び、物を投げつけられたこともあります。経営者の娘からは、祖母の葬式で有休をつかったことを「非常識だ」と多くの従業員のいる前で罵られ、有休をとったことの謝罪をさせられました。

他にも、いろいろなことがありましたが正直もうあまり思い出したくはない過去の記憶です。

被害者への誹謗中傷/セカンドレイプ

はあちゅうさんが告発したことで、はあちゅうさんへの応援メッセージもありますが、同時に誹謗中傷やはあちゅうさんが悪いといったような内容のツイートも見受けられます。

いじめはいじめられたものが悪いのでしょうか。セクハラはセクハラされた人が悪いのでしょうか。そうではありません。加害者が一方的に悪いのです。

上記にもかきましたが、自分が被害にあったこと、とても嫌な記憶は公の場で自分の名前をだしてまで言いたいことではありません。思い出すのも気分が悪い記憶なのですから。

それでも、公表したという背景にはどのような葛藤があったのか、どのような思いがあったのか、私はそこをみなさんに考えてもらいたいと考えています。

無理に#MeTooで告発する必要はありません

MeTooに賛同しているが、自分の経験を話したくはない、話せないという人もいるはず。当然です。私も思い出したくはありません。無理に#MeTooのハッシュタグと共に告発する必要はありません。賛同する気持ちを、ただ#MeTooとツイートするだけでいいのです。

「 #MeToo 」と声をあげたい人に、知っておいてほしいこと

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大賀 ずえ
コンテンツプランナー・IT系ブロガーの 大賀ずえです。『ネットで生きていこう』をテーマに、ブログを運営しています。都内のIT企業でWEB・SNSマーケティング・コンテンツマーケティングを行っています。ITとエンタメが得意で、メディアでの執筆も行っています。 インターネットが好きになる、大好きになるような情報を発信します。